転載: richardkoshimizu’s blog
中国のアップル下請け工場、大暴動。 作成日時 : 2012/09/25 06:29
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201209/article_106.html
中国のアップル下請け工場、大暴動。
この事件で、世界のまともな企業は中国への生産委託を躊躇する。今までも暴動はあちこちで起きていたが、「アップル下請け」で発生し、人死にも出たとなると世界の企業家への影響は大きい。「中国に丸投げはまずいんじゃないか?」「他に生産拠点を分散しないと。」これでi.phone5の供給に支障でも出れば、事態は世界に一気に知られることになる。
「反日デモ」が全土で許されて過激化し、その流れが常日頃の工場労働者の不満に火をつけたのであろう。「数千人の乱闘騒ぎ」がトップ企業で発生するような恐ろしい国からは外国企業が撤退を考えても不思議はない。外国企業の参入で伸びてきた中国経済だ。構造的な成長鈍化に加えて、「民度」の点でも不合格となれば、痛手は大きい。中国は大きな岐路に立つ。
その国家衰退?の流れを作ったのが、反日デモの首謀者、習近平。果たして、中南海の諸氏は、このまま習近平に全件を委ねることを容認するであろうか?
習近平が国民への統制を強めれば、一度自由を知った大衆は強く反発する。暴動が更に広がるかもしれない。こんな事件が土壇場でのちゃぶ台返しになったりする。小松菜。情報感謝。
ちなみに....こういう事件があると「やっぱり、部品調達は多少高くても政情の安定した国の実績のあるところからでないと危ない。」となって、日本の電子産業に世界中から注文殺到のきがしないでもない。暴動がシャープを救ったりして。
アップル下請け中国工場で2000人が暴動、40人負傷、死者も?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0924&f=national_0924_055.shtml
シャープへの出資で騒がれている台湾の鴻海精密工業、その傘下である富士康科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)の中国工場で24日、暴動が発生した。2000人以上の乱闘騒ぎとなり、少なくとも40人程度の負傷者が出ており、情報は錯綜(さくそう)している。
富士康はアップルをはじめ、デルやマイクロソフトなど世界大手の下請け会社として有名。中国全土に労働者110万人を抱え、世界のデジタル・通信製造の一翼を担っている。暴動が起きたのは、中国中部の山西省の省都である太原市にある工場。この工場だけで7万9000人(一部情報では10万人)の労働者が働いているという。
現地情報によれば、山東省出身の労働者と河南省出身の労働者の小競り合いから大規模な暴動に発展。すでに現地警察が介入し、現地時間15時までには暴動は沈静化しているという。2000人規模の暴動、負傷者は40人という情報のほかに、一部の中国メディアでは「少なくとも10人死亡」などとも報じている。中国では暴動の模様を撮影した写真や動画がインターネット上に流れ出している。
同工場で発売されたばかりのアップルiPhone5の部品が製造されているかどうかは不明。富士康側は守秘義務により回答を拒絶している。
富士康側の説明によれば、今回の暴動のきっかけは業務や待遇に関することではなく、単純な労働者間の小競り合いだという。ただし、それが急速に2000人規模にまで膨れ上がった経緯は不明。
今回暴動が起きた工場に限らず、中国に多数ある富士康の工場では、過労や待遇不満などに伴う労働者や従業員の飛び降り自殺が相次ぐこともあったなど、中国でも職場環境面で問題があるとされていた。
現在、暴動のあった工場は閉鎖され、操業を停止。現地警察当局による調査が続いているという。(編集担当:鈴木義純)