転載: richardkoshimizu’s blog
ノーベル文学賞作家、莫言氏。 作成日時 : 2012/10/16 09:28
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201210/article_50.html
中国のノーベル文学賞作家、莫言氏。「共産党べったり」「毛沢東主義者」と一部で批判されてるが、彼の受賞が党大会を控えた中南海の最後の権力闘争に利用されているのでは?....と、先に指摘させていただいた。
そもそも莫言氏、山東省の寒村の貧しい農民の家に生まれたが、文化大革命による国家経済の疲弊で学業を断念。小学5年で中退。二十歳まで牛飼い。貧しい農民がただで飯を食うには「人民解放軍」に入るしかない。入隊して八年、執筆を続けたが解放軍文学部の主任に才能を見出され開花した。解放軍で作家として立った。よって、解放軍、共産党とのつながりは濃い。
だが、かれ個人の言動を見る限り、必ずしも権威に迎合しない立ち位置のようだ。
「高句麗史は韓国史に属す」発言も、ノーベル賞受賞の莫言氏は知韓派―韓国メディア 配信日時:2012年10月13日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65479
(同氏はこの発言で中国国内で批判を受けた。)
「12日、ノーベル文学賞を受賞した作家・莫言氏は記者会見を開き、尖閣問題に言及した。尖閣問題は棚上げにし、誰も立ち入れない土地、魚たちの天国にするべきだと話した。」
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65492
(ちなみに、RKは尖閣は日中で領有を争うのではなく、天然記念物、アホウドリの所有とし、アホウドリが統治するアホウドリ天国にすべきとの意見も持っている。w)
これらの発言は、今後、中国国内で物議を醸しそうだが、彼の受賞を政治的に利用せんとする勢力がある一方で、本人は村上氏同様、節を曲げずに正論を吐いていくのであるならば賞賛に値するものである。
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