さて、この辺りで「朝鮮悪」と「オヲム心理教」の関わりについて触れておく必要がありそうだ。


オヲムを教祖、浅原某によるマインド・コントロール事件だと矮小化したのは、オヲムの黒幕の強大な権力だった。オヲム事件後、米国CIAの広報は、オヲムの異常を察知できなかったのかと聞かれて、全く感知していなかったと述べた。嘘である。オヲムの黒幕はCIAである。ただし、この件を理解するためには、壮大なスケールの国際的陰謀に斬り込まねばならない。俄かには信じがたい世界の真の構造を知らねばならない。ここでは、その概要を述べるにとどめておく。


CIAとは、米国の国民が拠出する税金で運営されているが、1%オリガーキの為に働く、いわば、ロックフェラーの私兵集団である。ロックフェラー一味の為に謀略の限りを尽くす。それが、CIAの役割だ。テロも麻薬も殺人も厭わない。急成長するオヲムに目をつけた米国1%オリガーキ裏社会は、オヲムを二つの「作戦」に利用しようと企んだ。「第二次朝鮮戦争」と「ロシア騒乱」の二つの計画だ。CIAがカルト宗教を取り込んで、工作に利用するのは、オヲムが初めてではない。オヲムよりも前に、日本では、S禍学会と統率教会が、CIAの支配下で勢力を伸ばしてきた。だが、これらの有名宗教ではできない汚れ仕事をオヲムにやらせたのだ。


オヲムは、第7サティアンで覚せい剤を密造していた。覚醒剤の製造には悪臭が伴う。豚小屋のようなにおいだ。上九一色村の住民から「異臭被害」が訴えられたため、オヲムは中途から、覚醒剤の国内製造を諦め、北朝鮮からの輸入に切り替えた。オヲムは、日本の港数か所にモーターボートを所有していた。目的は、洋上で北朝鮮からの覚せい剤の受け渡しを受けるためだった。


第7サティアンでは、覚醒剤の代わりにLSDを製造した。こちらの方は、うまく事が運んだようだ。支配下にある組織に、麻薬ビジネスをやらせ、運営資金を自ら稼ぎ出すよう仕向けるのは、CIAの常套手段である。


警視庁は、第7サティアンがサリンガス製造プラントだったと偽った。それが事実なら、第7サティアンのオヲム信者と上九一色村の住民の半分は死んでいたであろうと、調査に来日したフランスの科学者たちは嘲笑した。第7サティアンのプラントは、酷く、老朽化しあちこちに亀裂が入っていたのだ。微量でも大量殺人が可能なサリンなど製造できるプラントではなかったのだ。

なみに第7サティアンの化学プラントを建設したのは、北朝鮮が派遣した技術者だった。現場に、北朝鮮製の缶詰の空き缶が遺されていたのが発見されている。オヲムと北朝鮮がつながっている?勿論だ。オヲムと北朝鮮は、同じものだ。(続く)


オヲムは、確かに研究棟でサリンなどの毒ガスの製造実験を行っていた。だが、地下鉄サリン事件で使われたサリンガスは、オヲムが作った「一液型」のものではなかった。恐らく北朝鮮の軍関係者の製造したものであったろう。また、松本サリン事件では、オウムがサリンガスを撒く前から、サリン被害は発生していた。どちらの事件でも、オヲムは自分たちのサリンが使われたと思い込まされたのだ。


地下鉄サリン事件で使われた毒ガスは、サリンだけではなかった。ソマン、タブン、イペリットガスといった複数種類のガスが使われた。オヲムにこれらを全て製造する能力はなかった。S禍学会員の警察官が5000人以上いる警視庁は、「サリン事件だった」ことにした。サリンは非常に毒性の強い毒ガスである。テロリストが完成品を撒けば、テロリストも即死してしまう。だから、軍事作戦では、二液型のサリンを使用する。現場でA液とB液を混合させてサリンを発生させる。実際に、地下鉄サリン事件では、男が車内で二つの液体の入ったプラスチック袋を傘で突っついて穴をあけて混合している。すぐに現場を離れたが、この実行犯も毒ガスにやられた模様だ。


オヲムは、犯行の濡れ衣を着る役割を課せられた。CIAと北朝鮮合同の軍事作戦は、オヲムがやったことに偽装されたのだ。真相を知る浅原某は、東京拘置所で長い間薬漬けにされ、真相を語れないようにコントロールされている。もはや、廃人化しているであろう。「オヲムの真相」を隠蔽するために。


S禍学会に支配された警視庁は、上九一色村のオヲム施設の捜査を独占し、強引に第7サティアンがサリン製造設備だったことにした。そして、裁判半ばで、証拠を隠滅するために第7サティアンのプラントを解体した。理由は、近隣住民の「早く忘れたい」という要望に応えるためだと苦し紛れの説明をした。本当は、覚醒剤・LSDプラントであったことを隠蔽するためであった。厚生省(当時)の麻薬取締部門は、オヲムと麻薬の関係に着目して、第7サティアンの捜査に乗り出そうとしたが、警視庁によってブロックされ追い返された。


オヲムと麻薬の関係が表に出ると、事後の裏社会の麻薬稼業の障害となる。警視庁のカルト組織内組織は、裏社会の便宜を図るために、証拠隠滅に奔走したのだ。そして、オヲム裁判では、第7サティアンでサリンを製造するプロセスをオヲム信者に説明させた。作ったことの無いプロセスを聞かれて、オヲム信者は説明ができず、絶句した。裁判長は「信者ができたと言っているんだから、いいじゃないか」と弁護側の追及を遮断した。裁判所もまた、オヲムの真相を隠蔽するために起用されていたのだ。当たり前の話だが。日本の司法は、とっくの昔に腐りきっている。裁判をやる前から最高裁事務総局の手で判決は決まっているのだ。


裏社会は、オヲムに麻薬の密造をやらせた。教団運営の資金を自ら捻出させるためである。オヲムは、覚せい剤とLSDの製造&密売で、潤沢な資金を手に入れた。そして、ロシアやウクライナで教団No.2のハヤカワ某は、武器弾薬を手に入れた。その目玉は、ロシア製のヘリコプターだった。東京上空でサリンガスを撒こうと計画したのだ。ハヤカワ某は、統率教会が送り込んだ工作者であった。ハヤカワは、オヲムを内部から操る任務を帯びていたのだ。


投率教会といえば、CIA宗教である。教祖の蚊賤迷は、NYのロックフェラー一味と癒着し、「反共」を標榜しながら、その実、北朝鮮と蜜月関係を結んできた。つまり、統率教会が、ロックフェラー一味と北朝鮮を水面下で繋いできたのだ。米国と北朝鮮は、国家間では対立しているが、長い間、米国の寡頭独占支配者であったロックフェラー一味は、統率教会を介して、北朝鮮を利用してきたのだ。統率は、北朝鮮で、ホテル事業や自動車製造を行い、3000人以上の日本人信者を送り込んでいるのだ。北朝鮮の覚せい剤などの麻薬の流通にも、統率教会が深く関わっている。北朝鮮の異常な独裁体制が今まで維持できたのも、統率教会が、日本からの資金を流入させてきたからだ。オヲムに北朝鮮、統率教会、S禍学会の影が見え隠れするのも、至極当たり前のことだ。どれもこれも「朝鮮悪」の構成要素なのであるから。統率は、北朝鮮と蜜月関係にあり、教祖の蚊賤迷は、北朝鮮の金日成と「義兄弟」の間柄だった。蚊賤迷は、ロックフェラーの代理人として、北朝鮮と提携していたのだ。そして、日本最大の宗教であるS禍学会もまた、教祖の田池をはじめとして、幹部の過半数が在日の出自を持つ「朝鮮宗教」なのだ。どちらも、北朝鮮としっかり癒着した邪教なのである。オヲムは、NYのロックフェラー一味の思惑で「育成」された日本国内の「北朝鮮」勢力の集合体だったのだ。(続く)


日本を代表するふたつの巨大カルト宗教、S禍学会と統率教会。そのどちらもが、「朝鮮悪」に連なる人脈によって支配されている「朝鮮宗教」だったのだ。そして、恐ろしいことに、前者が、肛迷党を、後者が痔罠党を支配している。つまり、我が国の痔肛連立とは、朝鮮邪教同士の連立政権だったのだ。我が国は、気が付いたら朝鮮悪人脈により、国会を占拠されていたのだ。


国家を間接支配する時、ロックフェラー一味は、マイノリティーを起用する。ユダヤ人が少しでもいる国なら、彼らを起用して、国家の支配者の座に据える。そして、1%オリガーキに利益誘導する政治を行わせる。ユダヤ人のいない国では、反国家的なマイノリティーを起用する。例えば、イラクやトルコでは、クルド人を。中華圏では客家人を。そして、日本では、朝鮮系を。


ロックフェラー一味は、勿論のことだが、韓国と北朝鮮の両方を支配している。そして、日本の「朝鮮悪」をも支配の道具として飼っている。つまり、日韓朝の三国は、悲しいことに、同じ「朝鮮悪」によって支配されているのである。安倍は朝鮮悪の代表として、不正選挙によって日本に君臨しているのだ。


一体何が起きたのか?4回の国政選挙において、大規模な不正選挙が敢行され、まともな日本人議員は軒並み落選させられ、代わりに朝鮮悪議員が大量に不正当選したのだ。安倍晋三の周囲には、不正当選した偽の朝鮮悪議員が石の下のゲジゲジの群れのように蠢いているのだ。戦後70年を掛けて、朝鮮悪は日本政界の乗っ取りを進め、ついに成し遂げたのだ。その朝鮮悪占領軍の頂点にいるのが、安倍晋三なのだ。


その不正選挙の構造を暴き、世に知らしめた一人が、実は、猫角姉妹の姉、猫角克子だったのだ。自ら国政選挙に出馬し、候補者として、選挙の現場で不正を目の当たりにした克子は、ネットを使って不正選挙を糾弾した。朝鮮悪裏社会は、克子の追及に危機感を覚えた。「グレー色の票が大量に….」と叫ばれては非常にまずいことになる。偽票をコピー機を使って高速で刷ると印刷色がグレーになってしまうのだ。裏社会と繋がった「選管」の犯罪者が、手を抜いて、コピー票を大量に紛れ込ませた。それを克子は鋭く指摘したのだ。


「生かしておいてはまずい。まずは、こっちの懐に抱え込んで、頃合いを見て始末しよう。」


介護事業に不正を持ち込んで一儲けしようと企んだ猫角姉妹。相談を持ち掛けられて、渡りに船と姉妹を朝鮮悪組織に引っ張り込んだ、ホースエイジ修理工場の中華麺社長。猫角姉妹は、まんまと悪の巣窟のアリ地獄に引き込まれたのである。


さて、話をオヲムに戻そう。ロックフェラー一味、つまり、1%オリガーキの面々は、CIAと北朝鮮にオヲムを牛耳らせて、なにをしようと企んでいたのか?第二次朝鮮戦争である。北朝鮮を発火点にした極東の騒乱を引き起こし、世界に戦争経済をもたらそうと企んだのだ。1%オリガーキの世界支配構造は、1990年代には早くも金融工学の破綻で酷く緩んできていた。米国の財政赤字は山積し、にっちもさっちもいかなくなって来る。この状況を打破するには、戦争をこすしかない。過去において、1%オリガーキは、朝鮮戦争を起こし、ベトナム戦争を起こし、湾岸戦争を起こすことで軍需景気を演出し、たっぷりと儲けてきた。その美味しい経験は、決して忘れることができない。


齢90歳を超えるデービッド・ロックフェラーは、戦争経済の夢を繋ぐために、極東に火薬庫を温存してきた。それが、北朝鮮という野蛮で下劣な「火種」だったのだ。ロックフェラーは、北朝鮮を韓国に南進させて、朝鮮半島全土を占領させ、中国を巻き込んで、世界を戦争の危機で震撼させようと企んだ。戦争の危機となれば、ドルが強化される、世界中の金が安全を求めてNYに流れ込むと読んだのだ。


だが、過去の朝鮮戦争の教訓がある。北朝鮮には、持久力がない。緒戦で勝利をおさめても、在日米軍などが反攻に出てくれば、勝ち目はない。沖縄の海兵隊が仁川に逆上陸して半島を分断すれば、北朝鮮軍は殲滅され、38度線以北に追いやられる。だが、日本の在日米軍が攻撃を受け即応力を失えば、反撃に出られなくなる。そのすきに朝鮮半島を電撃占領し、米軍が反攻してくれば日本に向かって核ミサイルを撃つと脅し、米軍の反撃を不可能とさせる。こうすれば、反恒久的に朝鮮半島を支配できると目論んだのだ。


そのためには、日本国内で騒乱を起こす必要がある。米軍基地を攻撃しなければならない。米軍基地で働く日本人の軍属にS禍学会員を紛れ込ませ、朝鮮半島騒乱にあわせて、大規模な食中毒事件を引き起こさねばならない。安倍晋三政権と示し合わせて、原発を意図的に再稼働させ、原発事故が起きたことにして、日本の国内を麻痺させたい。そのために、2万人もの破壊工作員を日本に平壌から送り込んである。日本が混乱のさなかにあれば、朝鮮半島の軍事作戦は、思い通りに遂行できる。そんな思惑の上に「育成」されたのがオヲム心理教だったのだ。


だが、1995年のオヲム事件は、計画半ばで中断せざるを得なかった。折角、韓日同時騒乱を引き起こすはずが、北朝鮮の領袖が土壇場で動かなかったのだ。前年に父親の金日成が82歳で死んで、第二代独裁者の座に就いたばかりの金正日が、ロックフェラーの思惑通りに動かなかった。実は、北朝鮮国内で、反金王朝クーデター未遂事件が起き、対韓南進どころではなくなってしまったのだ。かくして、「オヲム事件の本番」は、順延されて今日に至っているのである。


東京都心の上空でサリンを撒き、米軍の通信網を遮断し、原発の放射能漏えい事故を起こし、あちこちで大混乱を引き起こそうとしたオヲムの計画は、断念されたわけではない。今でも、計画は温存されているのだ。311東北大地震とそれに続く福島原発の放射能漏えい事故は、実は、オヲム事件の本番のシナリオとも重なる「人災」だったのだ。安倍晋三一味も加担した1%オリガーキによる人工地震&原発テロだったのだ。詳しくは別に述べるが。


ただし、2016年末の米国のトランプ大統領の誕生で、周囲の環境は大きく変わってしまった。朝鮮半島をめぐる1%オリガーキの思惑は大きく軌道修正を余儀なくされているのだ。(続く)


オヲムのもう一つの企みは、ロシアで展開された。


ロシア・オヲムは、ほんの数年で4万人もの信者を集め急成長した。オヲムは、当時のエルチョン政権に取り入った。エルチョンの側近と連携した。一体何を目的にしていたのか?エルチョン政権といえば、ユダヤ系のオリガーキ7大財閥と癒着して、ロシア国民の資産を海外に流出させた張本人だ。これが、オリガーキの語源となったのだ。そして、エルチョンは、実は、本名エルシュタインというユダヤ出自の工作員だったのだ。


オヲムの黒幕は、CIAであると述べた。CIAはロックフェラー一味の私兵集団である。1%オリガーキと呼ばれるユダヤ系寡頭独占者のためにのみ働く。ロックフェラー達は、ロシア国内のユダヤ人たちを糾合し、ロシア国内にユダヤ組織を作り上げようとしたのだ。オヲムは隠れ蓑として利用されたのだ。オヲムに集まった信者たちは、実は、ユダヤ人ばかりだった。ロックフェラー達は、かつて、11世紀までロシア国内に存在したハザール系ユダヤ人の国家、ハザール汗国を再建しようと企んだのだ。ロシア国内に騒乱を起こし、国家を分割しようと企図したのだ。


ロシアにオヲムが行く前に、統率教会が進出していたことを指摘した政治家がいた。そして、その統率教会がいつの間にかオヲムにすり替わっていたと。統率教会は、CIA宗教である。オヲムの実質的支配者の一つが、統率だったのだ。つまり、CIAは子飼い宗教統率を使って、ロシアに入り込み、次いで、組織をオヲムに作り替えたのだ。ロシア・オヲムは純正のCIA傘下組織だったのだ。


この恐ろしい事実を指摘した、政治家、石井こうき先生は、朝鮮人似非右翼、ユンペクスの手で刺殺され口を封じられた。ユンペクスは、自分が、CIAに雇われた殺し屋だと自覚はしていない模様だが。


だが、オヲム事件の発覚とともに、ロシア・オヲムの企みは頓挫した。2000年に、エルチョン政権のあとを引き継いだプーチン氏は、ロシア・オリガーキ首領を次々と放逐しロシアから追い出した。そのプーチン氏は、今も、ロシア大統領の座にあるが、2016年には、ロシアにおけるオヲム心理教の活動を禁止した。オヲム信者らを逮捕もしている。プーチン氏は、オヲムがCIA、そして、米国1%オリガーキの傀儡であることを見抜いていたのである。さすがに、KGB出身の英傑である。1%オリガーキが、未だにロシア国内騒乱を諦めていないと察知して、先手を打ったのだ。


1%オリガーキは、ロシア国内での計略は諦めた。その代わりに「旧ハザール汗国」の版図の範疇で引き起こした「乗っ取り作戦」がウクライナのクーデターなのだ。ユダヤ系のアジテーターに雇われたネオナチの暴徒に暴力クーデターを起こさせ、ユーシェンコ政権を倒して、ユダヤ人による傀儡政権を捏造したのだ。オリガーキ「国際ユダヤ資本」を政権の黒幕として、ユダヤ人ティモシェンコ元首相一派とネオナチによる連立政権をでっち上げた。その一連の作戦の司令塔は、米国の悪名高いマケイン上院議員だったのだ。


この蛮行に対して、英傑、プーチン氏は果敢に戦った。クリミア半島のロシア化などやるべきことをやった。1%オリガーキの支配する米国のオバマ政権は、ロシアの正当な行為にひどく反発し、対ロシア制裁を繰り広げて現在に至るのだ。米国のメディアは100%、1%オリガーキの支配下にあるので、ロシアを口汚く罵り、プーチン氏を悪者にした。


日本のメディアもプーチン氏叩きに参戦した。当たり前だ。日本のメディアは、米国同様、1%オリガーキの「奴隷」なのである。戦後70年掛けて、日本メディアは骨抜きにされ、1%オリガーキの謀略を手助けするテロリスト集団と化しているのだ。


英傑、プーチン氏の英明なる判断で、ロシアは、1%オリガーキの魔の手から守られた。そして、トランプ氏の米国大統領就任で、米国もまた、1%オリガーキの支配から離脱しようとしているのだ。まさに、地球規模の福音が訪れているのだ!(続く)


さて、話を少し遡ろう。


「Kは、ジャーナリストになる以前、自分が勤務していた民間企業で引き起こされた「連続保険金殺人事件」を追及してきた。具体的な5つのケースの保険金殺人事件を追いかけたのだ。傍系会社の作業所で、作業者が作業用エレベーターに挟まれて死んだ。同じ傍系会社の工場に勤務する独身者が誰かと飲酒後、突然死した。恐らく、VXガスなど使ったのであろう。VXガス?つまり、この会社には、上九一色村で摘発されて逃亡した「オヲム」が巣食っていたということだ。逃がしたのは、警視庁内部の裏社会組織であったが。会社と幹部は、Kを三人目の犠牲者にしようと企んだ。恐らくオヲムへの上納金を稼ぎ出すためだったであろう。だが、Kは彼らの企みを察知し難を逃れた。」


この、ジャーナリストKの話には、続きがある。


Kは、勤務していた機械メーカーで、傍系会社の社員の保険金殺人に遭遇した。二人が殺され、三人目にノミネートされたのが、Kだった。だが、幸いにKは、会社内部の犯罪チームの目論見を察知し、辛くも魔の手から逃れた。会社は、オヲムに恫喝され、舎弟企業化していた…..。


会社にオヲム信者から、機械設備を買いたいと「オヲム」を名乗って問い合わせがあった。当時、既にオヲムは社会問題化していた。なぜ、オヲムはわざわざ、教団名を名乗ったのか?会社の幹部に「恫喝」を与えるためである。


ムサシ・マシナリーのすぐ隣のアパートにオヲム信者複数が暮らしだした。ムサシ・マシナリーの敷地内をサマナ服のまま通り抜ける。わざと敷地に入り込むことで、会社のトップにプレッシャーを与えているのだ。そして、警視庁の警官が四六時中、アパートの脇に警察車両を止めて監視した。


オヲムは、ムサシ・マシナリーを舎弟企業化しようと画策していたのだ。そして、ムサシ・マシナリーは見事にオヲムの軍門に下った。舎弟企業は、オヲムへの上納金を捻出するため、Kを殺害して団体保険を手に入れようと企んだのだ。

Kに対する殺害工作は、ことごとく失敗した。一味は、Kの自家用車に毒ガスを仕掛けた。Kは、視覚などに軽い症状を自覚して難を逃れた。その時の後遺症で、脳細胞の一部が壊死しているかもしれない。Kは、自分が死んだら、解剖して脳を調べてほしいと希望しているという。もしかしたら、壊死した脳細胞の代わりに、使っていなかった脳細胞が活性化して、「スーパーマンK」が誕生したのかもしれないのである。


また、一味は自家用車のタイヤに細工した。ダイハツ・ラガー2.8リッターディーゼル車は、空気が抜けるように細工されたタイヤのまま、東名高速を70キロ、毎時100キロの速度で走り切ってくれた。Kの乗用車は転倒することもなく目的地にたどり着いたのだ。


会社で出されるお茶の異様な味に気が付いたのは、「あれ」が混入され始めてから一か月もたったころだったろうか?調子が悪いのを自覚していたK。お茶を飲まなくなったら、体調が戻ってきた。あの頃、なせか、あてもなく太陽の下を歩き回っていた。それが、最善の治療方法だったのだろう。一味は、Kを殺すことを諦めたようだ。


オヲムに操られた社長、カトウ某は、会社を去ると決めたKを応接室に呼んで、切り出した。「君も会社を辞めれば、生活に困るだろうから、どうだい、この病院に行ってみないかい?ここで、診察を受ければ、傷病手当金が受けられるんだ。」少し考え込むKの眼差しに「疑惑」が浮かんだように思えたカトウ某は、狼狽して思わず口走った。「あ、いや….この、病院でなくてもいいんだよ。」カトウ某の心の動揺を見て取ったKが、カトウの指定する精神病院に行くことはなかった。もし、カトウ某の言う通りにしていれば、Kは、精神病院で拘束され、「死亡退院」させられていたであろう。そして、団体保険金が、会社に…..。

それにしても、なぜ、Kはたまたま、オウムに乗っ取られた企業などに在籍してしまったのか?


たまたまではない。天の配剤なのである。この会社にいたからこそ、オヲムの深い闇、そして、この世の深奥の構造を、Kは知るに至ったのだ。その後の一連の告発活動の原点が、このオヲム舎弟企業にあったのだ。Kが生涯を掛けてなすべき「仕事」は、この時点で「天」によって定められていたのだ。


オヲムの上九一色村の強制一斉捜査の直前に、オヲム施設から車両の列が出てきた。待機する警視庁の部隊は、なぜか、この車両の列を摘発せず、見送った。「見逃す」話がついていたのだ。警視庁は、S禍学会の支配下にあり、オヲムもまた、S禍学会の監督下にあったのだ。指揮系統が同じなのである。車両の列は、どこかに消え去った。追跡者は、車両の姿を見失った。オヲム車両は、秘密裏に埼玉を目指した。そして、Kのいた会社の関連会社、ムサシ産業の倉庫に「荷物」は降ろされた。


オヲムは、AK74なる自動小銃を密造していたという。北朝鮮の制式銃弾が使用できるモデルだ。日本テロの実行には不可欠な武器だった。だが、強制捜査時、自動小銃の完成品は見つからなかった。信者は、「ダムに捨てた」といった。実際はどうだったのか?何故、警視庁はダムを浚って捜査しなかったのか?オヲムの車両に積まれた自動小銃は、埼玉の倉庫に運び込まれたのだ。

大量の「自動小銃らしきもの」の搬入に気付いた関連会社の工場労働者は、作業用エレベーターの事故で死んだことにされた。口封じである。倉庫の一部で火災が発生して、なにかが燃えた。消防署がいったんは鎮火したのに、あとから再発火し、全焼した。いな、全焼させたヤツがいる。自動小銃AK74は、今も温存されている。「オヲム事件の本番」に備えて、油紙に包まれて。


そして、オヲム事件の本番が開始されたとき、隠されているAK74は、日本各地に潜伏している2万人の北朝鮮工作員の手に渡るのである。(続く)


オヲム事件の本番は、北朝鮮の事情で順延された。だが、中止されたわけではない。隠匿されたAK74自動小銃が、日本に潜伏する2万人の北朝鮮工作員の手に渡り、全国規模のテロ行為に使われる計画が断念されたわけではない。


2017年5月の今、北朝鮮本国から、潜伏工作員たちに頻繁に暗号放送が行われている。「今から27号探査隊員のための遠隔教育大学情報技術基礎復習課題をお伝えします」として「823ページ69番、467ページ92番、957ページ100番」といった数字を10分間にわたり読み上げる。こんな奇妙な放送を国外向けラジオ放送である、平壌放送を通じて行うのだ。韓国や日本にいる北朝鮮工作員たちへの指令が伝達されるのだ。日本の国内でも、自室の奥に隠したラジオで、ピョンヤンの指令を必死に聞き取っている在日3世たちがいるのだ。

さて、どんな指令が送信されたのか?テロの指令ではないのか?日本の警察当局は、事態を把握しているのか?


2008年に「来年、いや、再来年になったらわかる」「社会工学的なアレ….」と宣った工作員Sは、2017年の今も、北からの指令を待ち、テロ行為をなすべく待機しているのだ。安倍政権と背後の1%オリガーキにとって不都合な人士を抹殺する任務を帯びて。もっとも、その任務は達成されずに終わるが。


なんとも悲しいことに、北朝鮮と安倍政権は、同じ、1%オリーガーキ勢力の傀儡である。安倍政権のもとで、警察力や自衛隊が、北朝鮮のテロを幇助することすらあり得るのだ。日本を守るべき武装した公務員が、国民に向けて牙を剥く恐れすらあるのだ。安倍晋三は、日本の政治家の中で、最も、北朝鮮に近い人物なのだ。だから、安倍が拉致問題を解決するはずがない。安倍が拉致問題を口にすること自体、悪い冗談なのだ。


2017年5月の今、1%オリガーキ勢力は、ぎりぎりまで追い詰められている。トランプ氏の米大統領就任は、1%オリガーキにとって「悪夢」でしかなかった。大統領選の前日まで、1%オリガーキの誰もが、ヒラリー・クリントンの勝利を信じていた。勿論、ヒラリーの得票は10%に満たない惨憺たる数字だった。米国民は、1%の寡頭独占支配に辟易していたのだ。だが、大規模な不正選挙で、ヒラリーの票が上積みされ、勝ったことに偽られる予定だったのだ。だが、翌日、1%オリガーキの面々は耳を疑った。トランプ氏が、まさかの大勝利を挙げたのだ。「95%の確率でヒラリーが勝つ」と予告していたCNNは、赤恥をかいた。一説では、ヒラリー票の書き換えを企んでいたCIAのハッカー集団に、米国軍部が武力介入して、不正選挙を阻止したというのだ。この衝突で、死者も複数出ているようなのだ。米国の軍幹部が、1%オリガーキの跳梁跋扈にNOを突きつけたというのだ。


トランプ氏は、米大統領就任後100日間で、次々と1%オリガーキの思惑に反する政策を打ち出した。1%オリガーキは、追い詰められ、右往左往し始めた。そんなさなか、1%オリガーキの中心人物であるデービッド・ロックフェラーがついに鬼籍に入った。101歳である。2017年3月21日である。(続く)


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超短編小説「猫角家の一族」その1~12まとめ
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超短編小説「猫角家の一族」その13~24まとめ
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超短編小説「猫角家の一族」その25~36まとめ
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超短編小説「猫角家の一族」その37~48まとめ
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