転載: richardkoshimizu’s blog「これはいいな」と思ったものを素直に、損得勘定抜きにみなさんにご紹介してきました3 作成日時 : 2014/05/03 10:11
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201405/article_33.html
「これはいいな」と思ったものを素直に、損得勘定抜きにみなさんにご紹介してきました3
時代劇を見ると将軍様や大名が美味しそうに酒を飲むシーンが出てきます。
今の酒とは違って本当に美味しかったのだろうなぁと思います。
思えば、最近まで日本酒の味がよくわからなかった。あまり美味しいと思わなかった。それが最近になってやっと味がわかるようになってきた。というよりも経済的に少し余裕ができたので、いい酒を飲む機会が増えてきた。美味しい地酒を送ってきてくれる人もいる。
つまり、「美味しくない日本酒」を飲んできたから好きになれなかったということのようです。原料の問題もあるであろうし、何より食品添加物まみれの清酒が美味いわけがない。本物でないから、体が拒否反応を示していたということのようです。それがちょっとだけ、いい酒を飲める身分になったら、とたんに日本酒大好きになってしまったわけです。
江戸時代、江戸に入る酒のうち一番尊ばれたのは「下り酒」。つまり上方から関東へ運ばれてくる清酒。灘や伏見の酒を菱垣廻船や樽廻船で江戸表まで運んできた。1740年に伊丹の剣菱が将軍様の「御膳酒」に指定されてから、江戸庶民も下り酒を消費するようになったらしい。
当時は酒の変質を避けるためにアルコール度数の高い状態で運搬し、江戸の水で割って飲用に供した。だから、江戸の水の質によって酒の味が変わってきた。埋立地である深川あたりの井戸の水では塩分が多くて、旨い酒はできなかった。
さて、自然食品の会社が作っている「生酒」をちょっとだけ飲んだことがある。とてもフルーティーでスルッと喉を通る美酒であった。また、あれを飲みたいなと思いながらもあまりに高くて手が出なかった。
そして、つい最近、「こりゃー旨い!」に出会ったのです。先日、小川町の田中君に誘われて小川町ワインの試飲、山葡萄の木の植樹に行ってきました。その際に、田中君の師匠筋に当たる福島有造さんの作った清酒をいただいたのです。
一口飲んで「ん~これはいける!」でした。
無農薬イセヒカリ100%使用 純米大吟醸 生原酒(濾過済) 1.8ℓ (4号瓶もある。)
アルコール分 18度
原材料名 米(国産)米麹(国産米) 精米歩合 50%
ああ、これこそが将軍様の飲んでいた「旨い酒」なんだろうな。今まで飲んできた酒ってなんだったんだろう?とすら思いました。そして、たくさんのんでも全く悪酔いしない。翌日スッキリ。なにも残らない。
私もネットで一升瓶2本を追加注文したばかりです。田中君の有機野菜セットと一緒に注文できるようです。いいものは素直にみなさんに紹介したい。これは、RKのお墨付きです。
http://ec.white-clover.jp/products/list.php?category_id=27
ということで、6月28日(土)に小川町でRK講演会を企画しています。懇親会は、「畑で小川町地ビールの樽生をのみながら」になりそうです。上述の銘酒もちょこっと味わえるかも。(もちろん、有料ですよ。) 田中君、福島さんのミニ講演も期待できそうです。
いい酒飲んでいい仕事をしましょう。
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